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AppleWatchで血糖値は測定できる?実現の可能性と搭載時期について現在の状況まとめと解説!

こんにちは、イト(@ito_halo)です。

近年、健康管理デバイスとしても注目を集めているAppleWatch。
現行のAppleWatch Series 9やUltra 2では心拍数や心電図、血中酸素飽和度、皮膚温、睡眠管理など多岐にわたる健康管理項目について測定が可能となっていますが、今後も大きなアップデートが予想されています。

その中でも特に期待されているのが、AppleWatchでの血糖測定機能の搭載。
AppleWatchで血糖測定ができるようになれば、糖尿病の早期発見や血糖異常の発見が容易になり、ユーザーの健康状態の改善に大きく寄与するはずです。

そんなAppleWatchの血糖測定機能について、現時点で発表されている情報をまとめ、解説していきたいと思います。

目次

AppleWatchの血糖測定機能

実現の可能性について

そもそも前提としてAppleWatchに血糖測定機能が搭載できるのかについてですが、現在確認できる情報によると実現の可能性は高いようです。

実際、医療現場での血糖測定はどう行われているかというと、指先に小さな針(ランセット)を刺して出てきた血液を簡易血糖測定器に吸わせ、血液中に含まれている糖分(グルコース)の濃度を測定することで血糖値を算出しています。

なので、血糖測定の際には指先に針を刺して血液を採取する必要があるのですが、これは侵襲(実施により何らかの危害を与えること)を伴う行為で医療行為となってしまうため、AppleWatchでの血糖測定にこの方法を取り入れることは不可能です。

ではどのようにしてAppleWatchで血糖測定を行うかというと、血液の採取を必要としない「非穿刺型血糖値測定機構」の開発が必要であり、この機構をAppleが現在開発中であると発表されています。

この非穿刺型血糖値測定機構での血糖測定はすでに正常に機能することが確認されており、現在は機構の小型化を目指して開発が進んでいます。

搭載されるのはいつ?

前述の通り非穿刺型血糖値測定機構は現在開発中であるが、実際にAppleWatchに搭載されるまでにはまだ数年はかかるとされています。

というのも、ただえさえ小さな筐体に多くのセンサーやバッテリーを搭載しているAppleWatchへ新たなセンサーを搭載するためにはかなりの小型化と内部構造の見直しが必要であると考えられ、実際に搭載されるのは少なくとも2026年以降となりそうです。

とはいえ、現在の科学技術の発展は目まぐるしいものがあるため、予想よりも早く完成し、血糖測定機能が利用可能になる可能性もあります。

AppleWatchに血糖測定機能が搭載されるメリット

AppleWatchに血糖測定機能が搭載されるメリットとして、AppleWatchで血糖異常を検出することで糖尿病の早期発見に役立つ可能性があります。

糖尿病は未治療のまま長期間放置すると神経症状や視力低下、腎障害を引き起こす可能性があり、なるべく早期に発見し治療介入を行うべきであると考えられています。

高齢化社会の進行もあり、2045年までには約10人に1人が糖尿病に罹患するとの予想もされていることから、AppleWatchによる血糖測定機能はユーザーの健康状態の改善に大きく貢献してくれると思われます。

まとめ

  • Appleは非穿刺型血糖値測定機構を開発中であり、現在は機構の小型化を目指して開発が進んでいる
  • 実際にAppleWatchで血糖が測定できるようになるのは少なくとも2026年かそれ以降になると予想されている
  • 血糖測定機能の搭載は糖尿病の早期発見に役立ち、ユーザーの健康状態に大きく貢献すると思われる

我々の最も身近な健康管理デバイスとなりつつあるAppleWatch。
今後の進化に期待しつつ、HWAではAppleWatchと共に健康な生活を送るためのTipsについて発信していきます。

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